「将来何になる?≠職業」だと思う

 

以前、将来の夢の記事を書きましたが、今回も将来の話です。

 

goohaopanda.hatenablog.com

 

この記事では、夢という言葉を再定義して、どんな夢でも恥ずかしがらずに話しちゃおう!私はそれを聞きたい!といった内容の話をしました。

 

今回は最近よく聞かれる「将来何になりたいの?」という質問にきちんと答えるための記事です。

 

 

 そもそも、「将来はるちゃんは何になるの?」という質問は、「どんな職業に就くの?」という意味や「どんな人として、何でお金を稼ぐの?」といった、いろんな解釈ができるから、その人が何を求めているのかを探らなくてはならないため、難しい。

 

 そして、質問の意味が上にあげた2つの解釈だとして、現時点で一言でこの質問に答えるなら、私は「その時自分がワクワクしていることでお金が稼げる人になりたい。」

 

そして、そのワクワクしていることがいまはたくさんあるから、「何になる」というのが、既存の職業などを聞いているとすると答えるのが難しい、「何から話そう…」と感じてしまう。

 

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 なぜそう答えるかというと、今まで出会った大人の考え方から影響を受けているからだと思う。

私が「この人の生き方・働き方いいな」と思う大人の人に共通しているのは、仕事や肩書を手段としか考えていなくて、きちんとした目的を持っていること。自分が心から解決したい目的や志を持っていること。

 

例えば、「自分が学生時代何もしてこなかったから、今の若い世代にはいろんな世界を見てこれからの日本を元気にしたい」という目的を持っていて、実現のためにスタディーツアーや授業という形で会社をやっている方がいる。

その人にとって、起業は目的を達成するための手段でしかない。「企業がしたい、社長になりたい」というのが目的ではない。学生に向き合ってるときのその方はとてもキラキラしているし、熱量が伝わってくる。

 

そして、目的が伝わりやすい仕事を目指しているのなら「○○になりたい」と答えるのもいいかもしれない。ただ、私は目的を大事にしたいから、軽い気持ちで「○○になりたい」といいたくないのだと思う。

 

 

憧れの大人の中には「目的があって働いている人」以外に、その手段に夢中になっている人もいる。

 

例えば、カメラマン。人を喜ばせたい、見た人を感動させたい、そういう目的はあるかもしれないが、私が写真を撮る理由は「自分がカメラを構えているとき、そのことに熱中しているから」である。グラフィックレコーディングをしているときもそうだ。

 

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△今日のグラレコ

 

そうやって自分のワクワクで誰かを幸せにできて、お金がもらえて生きていけたらそれはもう幸せなことだと思う。

 

自分の好奇心や夢中になれることの共通点が見つかったら、それがいずれアイデンティティになると考えているので、今はひたすら好きなことをやる。少しやってみて「疲れてるけど、これのために時間割きたい」と思えることは続ける。没入できること、食べるのも寝るのも忘れて続けられることがある人はその瞬間輝いている。

 

そのことをやっている自分がすきとか、熱中してしまうとか、そういう瞬間は生きている感じがする。今日も高校生の子と話したのだけど、その子は東南アジア諸国の意味の分からない文字が大好きだそうで、最近は部活よりもそういった関連の言語の本が読みたいらしい。彼女とってもいい顔してた。

 

彼女みたいにワクワクするものを持っている人と一緒に働けたら楽しいなと思う。

私はまだ社会に出てバリバリ働いて、自分で生計を立てているわけではないから、これはもしかしたら夢物語だ、と思われるかもしれない。甘いといわれるかもしれない。でも、実際こういう風に働いているように見える大人は私の周りには多いように感じるから、私はこの働き方を実現できるように、大学生活のなかでその方法を見つけたいと思う!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:

※グラフィックレコーディングとは?と、思った方はこちら

 

最近”グラレコ”にハマってるから、聞いてほしい! - あとのせかやく