ニュースを話す習慣。

 

 

 

政治経済(政経)の授業の時間が始まるときに、ニュースを話す習慣がある。

すごくいい取り組みだと思うんだ。

番号順に回ってきて、毎時間最初の5分くらいで最近気になるニュースについて調べて話す。私の番が回ってきたときに、その日当番だったことを忘れていて「築地市場の話。。。?」くらいしか思いつかなくて、何も話せなかった。

落ち着いて考えてみると、長沼ボート場のオリンピック招致の話とか富谷町が冨谷氏になったとかいろいろ思い浮かんできてなんか悔しかった。

おととい、また政経の授業があって、ちゃんと調べなきゃと紙に小池百合子氏の「希望の塾」の話をまとめた。

 

 

www.sankei.com

 

小池百合子氏が塾長を務め、当初最大1000人の塾生を定員としていたところに、4000人を超える申し込みがあったという記事で、そもそも希望の塾とはというところから調べるきっかけになった。

 

希望の塾とは半期に渡り月1回の政治に関する講義が受けられ、対象は18歳以上で政党に籍がある人、政治家志望でない人でも政治に関心がある人とされている。費用は半期6回分の講義を受ける費用として一般5万円、女性応援価格4万円、学生応援価格3万円となっている。審査はエントリーシートと小論文で、10月30日の開講式に向け選抜が行われている。

 

また、小池氏の生い立ちや希望の塾の一般的な評価についても調べた。

 

私は希望の塾の概要を知ったとき、政治家でもこのような地道というか一般の人と直接かかわろうとすることに驚いたのが正直な感想だ。ただ、同時に何が目的なんだろうと考えてしまったのは事実だ。政治家=何か目的があるというイメージは確かに私の中にあるのだろう。

 

 

だが、その日の授業先生が来なかったため、自習になってしまった。

 

そして今日、また政経の時間が来たため今度は「男女格差」に関するニュースをまとめた。世界経済フォーラムで発表された「男女格差【ジェンダーギャップ)」の国別ランキングで「政治」「職」「教育」「健康」などの観点から、評価されるもので日本は「政治」「職」の部分での女性の比率が低いために144か国中111位という結果になっている。昨年の日本の順位は101位で、10位のランクダウンとなった。また、G7の中でも最下位と順位は振るわなかった。

 

 

 

 

headlines.yahoo.co.jp

 

 

その背景として、安倍首相は2014年から「すべての女性が輝ける社会づくり」を掲げているが、その効果があまり数値として反映されていないことがあると考えられる。

 

また、1位のアイスランド所得税50%、消費税25%と税率は高いが、その還元率が高く男女格差解消のための保証はこのような仕組みのもと成り立っていることやその国の文化として女性が働くのが当たり前の雰囲気を作るために社会運動も生まれていたようだ。

 

 

この2つのニュースについては、私はメモ紙を見なくてももう話せる。これはすごい成功体験だと気づいた。政治に興味がないと嘆いていないで、少しずつ興味を持つきっかけになると思った。これはいい習慣だ。

 

政経の授業がない日でも、休み時間の10分で一つのニュースを調べられるから、社会の一般教養、いろいろなことを知るきっかけとして、習慣にしていきたい。

 

ここに調べたニュースのこと咀嚼していくのがいいかな思って。